当院の検査と実績

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当院の検査と実績

NBI拡大内視鏡について

NBIとはNarrow Band Imagingの略でオリンパス社が開発した内視鏡観察手法です。日本語では狭帯域光観察と訳されます。
スコープのボタンひとつで画面の色がNBIモードに切り替わり、病変が存在するとその部分が茶色に見えるため、平坦な病変でも発見しやすくなります。
ただ、従来のNBIは画面が暗く観察しづらいといった欠点がありました。
当院が導入しているNBIではその点が改善され、画面全体が明るくなり微小病変の発見も可能です。さらに85~110倍の拡大観察機能を併用することで病変粘膜表面の毛細血管や微細構造を詳細に観察でき、腫瘍・非腫瘍の鑑別など精度の高い診断が可能となります。

苦痛の少ない内視鏡検査を目指します

鎮静剤を使用した内視鏡検査

内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)を受けられる際に、ご希望の方には鎮静薬を使って眠った状態で検査を受けて頂いています。大半の方は「気がつけば検査が終わっている!」といった感じです。過去に辛い経験をされた方や検査が不安な方にはお勧めいたします。
なお、検査を受けられた日は自家用車の運転は出来ませんので、公共交通機関かご家族の送迎でお帰りください。

経鼻内視鏡検査

経鼻内視鏡検査では、鼻腔(鼻の奥)の麻酔を行った後、約5mm の細い内視鏡を鼻孔(鼻の穴)から挿入します。通常、内視鏡検査を受ける上で一番つらいのはカメラがのどを通るときに発生する違和感や吐き気です。経鼻内視鏡は鼻の奥から喉に向かってまっすぐに、周囲の粘膜を圧迫する事なくスコープが通過するので、舌根への影響も少なく、吐き気をほとんど感じません。また、検査を受けながら会話することも出来ますので、リラックスして検査を受けて頂けます。鎮静薬を使いたくない方や、当日車を運転される方などにお勧めです。

二酸化炭素送気を使った内視鏡検査

大腸の壁には多数の襞があるため、カメラから空気を送り込んで( 送気)、大腸の壁を十分に伸ばして病変の見落としがないように観察を行います。当院では大腸内視鏡検査にCO2 送気を導入しています。CO2 は空気と比べ速やかに体に吸収されるため、検査後にお腹の張りを抑えることができます。

当院の内視鏡検査の実績

治療内視鏡

  • 上部・下部EMR・ESD
  • 胆道カメラ(ERCP等)
  • 胃瘻造設(PEG)
  • 吐下血に対する止血処置(クリップ止血処置・高周波焼灼術・HSE・EVL)
  • 食道静脈瘤治療(EIS)
  • 経肛門的イレウスチューブ挿入

内視鏡以外の治療

  • 胆道ドレナージ(PTCD・PTGBD等)
  • その他のドレナージ
  • 胃静脈治療(BRTO)
  • PTEG(経皮経食道胃管挿入術)

C型肝炎・肝臓がん治療

  • インターフェロン治療・フリー治療
  • TACE(肝動脈化学塞栓療法)
  • RFA(ラジオ波凝固療法)