先端技術を、
人の動きと生活につなげる。

ロボットを活用したリハビリテーション

ロボット技術を用いたリハビリテーションを通して、
「動くこと」と向き合う時間を大切にしています。
一人ひとりの状態や目標に合わせながら、
日常生活へとつながる動作の獲得を支援します。

リハビリテーションの可能性を、もう一歩先へ

ロボットリハビリテーションのイメージ

リハビリテーションの現場では、これまで多くの方が
身体の動きと向き合いながら、日常生活への復帰を目指してきました。
その一方で、脊髄損傷や四肢切断、脳血管障害など、
重度の障害を抱える方に対しては、
従来のリハビリテーションだけでは
十分に対応することが難しい場面があることも事実です。

当院では、こうした対象の方々に対し、
より適切な支援の形を模索する中で、
ロボット技術をリハビリテーションの手段の一つとして取り入れました。

当院で導入しているロボットのご紹介

当院で導入しているロボットは、人が装着して使用するタイプのリハビリテーション機器です。 利用される方ご自身が主体となって動かすことを前提に、医師による適応の判断を行ったうえで、リハビリテーションに取り入れています。 ロボットの特性を十分に活かすためには、機器に関する知識や経験を持つ医師、セラピスト、看護師等による支援と、継続的なリハビリテーションが欠かせません。 当院では、多職種が連携しながら、一人ひとりの状態に合わせた訓練を行っています。

01 コンピュータ制御義足

対象|下肢切断者(主に大腿切断者)

膝関節より上で下肢を失った方を対象に、コンピュータ制御機能を備えた義足を用いたリハビリテーションを行っています。 コンピュータ制御義足は、歩行速度の変化や地面の状況に応じて動きを調整できるため、通常の義足では難しい階段や坂道での安定した歩行をサポートします。 日常生活だけでなく、活動量の多い方の社会復帰や就労を見据えた動作練習にも活用されています。 導入にあたっては、安全に使用できるかどうかを丁寧に評価したうえで、義足の特性を理解し、機能を最大限に引き出すための訓練を段階的に行います。

02筋電電動義手

対象|上肢切断者(成人・小児)

上肢を切断された方に対し、筋肉の動きを電気信号として捉え、手指を動かす筋電電動義手を用いたリハビリテーションを行っています。 筋電電動義手は、装着者自身の意思によって操作することができるため、日常生活動作や作業動作において、より自然な動きにつなげることが可能です。 当院では、成人・小児それぞれの身体状況や生活背景に配慮しながら、段階的に訓練を進めています。 前腕末梢の先天性上肢欠損や形成不全、後天的な切断などを対象に、 成人の方には入院による集中的なリハビリテーションを、 小児の方には成長に合わせた外来でのリハビリテーションを行い、その人らしい生活につながる動作の獲得を支援しています。

03ロボットスーツHAL®

対象|脊髄損傷(不全麻痺など下肢麻痺)、脳血管障害(片麻痺)

ロボットスーツHAL ®(Hybrid Assistive Limb®)は、人が「動こう」とする意思に反応して動作を支援する装着型ロボットです。 身体を動かそうとすると、脳から神経を通じて筋肉へ微弱な電気信号(生体電位信号)が送られます。HAL は、この信号を皮膚に装着したセンサーで検出し、装着者の意思に沿った動きを引き出します。 当院では、脊髄損傷(不全麻痺)や脳血管障害(片麻痺)などにより歩行に困難を抱える方に対し、HAL を用いたリハビリテーションを行っています。 装着者自身が主体となって動作を行うことで、身体の動きと感覚を結びつけながら、歩行動作と向き合う訓練を進めていきます。 医師による適応の判断のもと、専門スタッフが安全面に配慮しながら、一人ひとりの状態に応じたリハビリテーションを提供しています。

04フィジボ・ゲイト

対象|人工関節置換術後、その他脳血管障害・脊髄損傷・高齢によるフレイル等による歩行障害

Physibo Gait(フィジボ・ゲイト)は、歩行に合わせて股関節の屈曲・伸展を補助し、より自然で効率的な歩行動作を引き出す歩行支援ロボットです。腰部と大腿部に装着するフレームに内蔵されたモーターが、装着者の歩行周期に合わせて適切なタイミングでアシストを行い、「振り出し」や「蹴り出し」といった動作を促します。 歩行パターンに応じて選択できる3つのモード(追従・対称・ステップ)を搭載しており、連続歩行だけでなく、重心移動やステップ練習などの反復訓練にも対応可能です。左右差のある歩行や歩幅の改善を目指したリハビリテーションに活用されています。 また、歩行中の角度変化や歩行時間・歩数などをリアルタイムで計測・可視化でき、訓練結果をグラフや動画で確認することができます。過去データとの比較も容易で、患者さんと成果を共有しながら、より質の高いリハビリテーションを行うことができます。 当院では、歩行の安定性向上や左右差の改善を目指す患者さんを対象に、Physibo Gaitを用いたリハビリテーションを実施しています。

05ウォークエイド®

対象|足関節の麻痺(下垂足・尖足)

足関節の麻痺により、歩行時に足先が上がりにくい方に対し、帝人ファーマが提供するウォークエイド®を用いたリハビリテーションを行っています。 ウォークエイド®は、歩行のタイミングに合わせて神経へ電気刺激を与えることで、足関節の背屈動作を補助し、つまずきやすさの軽減や歩行動作の安定を支援する機器です。 装着者の歩行リズムに応じて作動するため、自然な歩行動作を妨げにくい特長があります。 当院では、主に脳血管障害などにより足関節の麻痺を有する方を対象に、 医師の判断のもと、リハビリテーションの一環としてウォークエイド®を導入しています。

06フレイル評価椅子

対象|高齢者

フレイル評価椅子は、椅子から立ち上がる動作を計測することで、身体機能の低下リスク(フレイル)を簡便に評価できる装置です。 測距センサを内蔵しており、立ち上がり動作にかかる時間や動きの安定性を自動で解析します。特別な準備や広いスペースは不要で、日常的な動作の延長として測定が行えます。 評価結果は5段階で表示され、フレイルの兆候を視覚的にわかりやすく把握できます。 高齢者ご本人が状態を理解しやすいだけでなく、リハビリスタッフによる経過観察や運動指導、介入の判断にも役立ちます。 フレイルは早期発見と予防が重要です。 フレイル評価椅子は、「気づく」ための第一歩として、健康寿命の延伸をサポートする評価機器です。

ご挨拶

医師
Takaaki Chin
陳 隆明 医師(仮)

近年、ロボット技術の進歩により、
リハビリテーション医療の可能性は大きく広がってきました。
人の動きを感知し、意思に沿った動作を引き出すロボットは、
これまでにないリハビリテーションの形を実現しつつあります。

特に、脊髄損傷や四肢切断、脳血管障害といった重度の障害を抱える方に対しては、
ロボット技術が新たな選択肢となり得る場面があります。
従来のリハビリテーションに加え、
先端技術を適切に組み合わせることで、
「動くこと」へのアプローチは確実に進化してきました。

ロボットは、人に代わる存在ではありません。
装着者ご本人が主体となって動こうとする意思を支え、
その動きを最大限に引き出すためのパートナーです。
医師とセラピストが連携し、正しく活用することで、
ロボットリハビリテーションは大きな力を発揮します。

当院では、先進的なロボット技術を積極的に学び、
臨床の中で丁寧に活かしていくことを大切にしています。
ロボットリハビリテーションの可能性を見据えながら、
一人ひとりの生活につながるリハビリテーションを、
これからも追求していきたいと考えています。

Consultation Process

ロボットリハビリテーションを受けていただく流れ

ロボットリハビリの対象となる方

ロボットリハビリテーションは、原則として 当院に入院中の患者様を対象としています。

入院中の患者様のうち、ロボットリハビリテーションの適応が考えられる病状の方について、
主治医およびリハビリテーションスタッフが評価を行い、適応の可否を判断します。

適応があると判断された患者様には、それぞれの病態や目的に応じて、
ロボットを用いたリハビリテーションを行います。

主な対象疾患

  • 上肢切断者に対する筋電電動義手
  • 下肢切断者に対するコンピュータ制御義足
  • 脊髄損傷(不全麻痺)や脳血管障害(片麻痺)に対するロボットスーツHAL
  • 人工関節置換術後、脳血管障害、脊髄損傷、高齢によるフレイルなどの歩行障害に対するフィジボ・ゲイト

よくある質問

一般向け

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Contact

お問い合わせ

患者さん

入江病院(代表)
FAX 079-239-8975

医療機関の方

入江病院(地域連携室)
FAX 079-239-8975

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