腎臓内科

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腎臓は”沈黙の臓器”です

 腎臓は肝臓と同様に沈黙の臓器と呼ばれ、初期の腎臓病は自覚症状がほとんどなく、現れても見過ごされがちです。また、慢性疾患でゆっくりと進行するため、体の異変に気付きにくいという特徴があります。
 そのために発見が遅れ、治療を開始した時には腎不全が進行しており、慢性腎不全の状態、透析導入の一歩手前というケースも珍しくありません。
 腎臓病の早期発見・早期治療のためにも、健康診断を定期的に受診し、異常が認めれらた場合は腎臓専門医の診察を受けるようにしましょう。

このような方は腎臓内科を受診しましょう

  • 倦怠感やむくみが数か月続いている
  • 皮膚のかゆみ
  • 夜間に2回以上トイレに行く
  • 尿量が増えた・減った
  • 血尿が出た
  • 尿検査で異常(たんぱく尿)を指摘された
  • 血液検査で異常(クレアチニン、eGFRなど)を指摘された


>>血清クレアチニン値から腎機能がチェックできます

健康診断結果に記載されている「血清クレアチニン値」を用いて、腎臓がどれくらい機能しているかがわかる「eGFR」をチェックできます。eGFRとはクレアチニン値に、「年齢」と「性別」の要素を組み込んだ計算式で算出されます。
eGFRが60ml/min/1.73m2以下だと、腎臓病の可能性があります。

測定は、「腎機能測定ツール」 (日本腎臓内科学会)にて

腎臓病について

 腎臓病は腎臓に生じた炎症によって起こる腎炎(糸球体腎炎、尿細管・間質性腎炎)と、糖尿病などにより糸球体に障害を起こすものがあります。 腎臓に与える障害のうち、何らかの原因によって腎臓自体に障害が起こる原因不明のものを原発性といい、腎臓以外によって起こるものを続発性といいます。
 腎臓の働きが低下すると、尿による老廃物の排泄機能の低下や身体全体の調節機能低下、ホルモン分泌の悪化など、様々な機能に障害が起こります。その結果として、たんぱく尿や血尿、むくみ、倦怠感などの自覚症状が現れます。
 しかし、先に述べた通り、腎臓病の自覚症状が現れる頃には進行しているケースがあります。腎臓の機能がおよそ10%以下に低下すると、透析が必要となります。また、透析以外にも脳卒中や心臓病などの合併症を引き起こすリスクが高くなります。

>> 腎臓病には次のようなものがあります

  • 原発性糸球体腎炎
  • 続発性糸球体腎炎
  • ネフローゼ症候群
  • 急性腎障害(acute kidney injury:AKI)
  • 慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)
  • 慢性腎不全

治療について

 腎臓の機能は一度失われると回復しない場合が多いため、治療は進行を防ぐこと=「保存療法」を目的として行います。(※急性腎障害の場合は機能が回復することもあります)
 腎臓病の原因は多岐に渡るため、治療方法もそれぞれの病態に応じて行われますが、中心となるのは「食事療法」と「薬物療法」です。食事療法は、たんぱく質の制限、塩分制限、カリウム・リンの制限、適切な水分量・カロリーの摂取がポイントとなります。急性腎障害の場合は病期によって食事内容も異なります。
 薬物療法についても、特効薬はなく、降圧薬、利尿薬、リン・カリウム吸着薬、エリスロポエチン製剤、ステロイド・免疫抑制剤、漢方薬などを使って、慢性腎不全の進行を遅らせたり、合併症を予防したりします。日常生活では、風邪など感染症や過度な運動を控えるなどの注意が必要です。
 腎臓病の治療は長期となります。そのため、患者さんの生活に寄り添った治療を考えてまいります。

 末期腎不全の治療は、腎臓の働きの一部を補う腎代替療法と呼ばれる血液透析があります。
 血液透析については、人工透析内科(人工透析室)のページをご参照ください。

診察担当表 ※腎臓内科は予約制です

 
午前
診察

非常勤医師
9:00~12:00

午後
診察

非常勤医師
13:30~16:30

※受診を希望される方は、事前にお問い合わせをお願いいたします。